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ムダ毛に対する認識の違い

ムダ毛に悩む女性の一人としてよく考えるのが、いつ誰が「ムダ毛」などというものを定義したのかということである。
本来は必要だから生えているのであろうし、誰にも生えていて当たり前のものとされたままでいればこんなに脱毛に時間も労力もお金も費やさなくて済んでいるはずなのに、という悔しい気持ちが正直どうしても否めない。
しかし、脱毛は紀元前3,000年から4,000年頃の地中海地方や古代オリエント時代にはすでに行われていて、日本でも平安時代からあったと言われている。
現に昔の絵画などを見ても、力士など英雄的存在のものに体毛は描かれていないが、妖怪や無法者といったいわゆる悪者の類にはびっしりと描かれている場合が多いことから、体毛には昔からいい印象がなかったらしいことがうかがえる。
もっと近年に始まったことだろうというイメージがあったが、実はこれほどの長い歴史があるのだ。
といっても、あらゆる物事に対して国民性の違いが出るように、ムダ毛に対する認識もまた国や地域によって異なっている。
よく、東ヨーロッパなどの一部の女性がヒゲやわき毛を平気で伸ばしているのを見て度肝を抜かれることがあるが、そういう地域では、ムダ毛の処理をするという認識がない、あるいはそれ以前にムダ毛とすら思っていないから脱毛する必要も感じていない、ということなのかもしれない。
そんな彼女たちを見ると日本人としてはかなり引いてしまうが、逆に、アンダーヘアの処理がほぼ常識となっている欧米人にとっては、せいぜいVライン脱毛ぐらいしか常識としていない我々東アジア人が若干不潔に見えることだろう。
また、肌の色や毛質によっても目立つ度合が異なるため、ムダ毛に対する認識もそれによって異なっているとも考えられる。
黒人は体毛の量が多くて毛質が太く伸びも早いが、肌の色が濃いから目立たないし、白人も、毛色がブロンドやブラウンなので体毛が多くてもそれほど目立たない。
それに対し、黄色人種の場合は、白人よりも肌色が濃いがムダ毛の色もそれ以上に濃いのでけっこう目立ってしまうという理由から、アンダーヘアを全部処理することよりは、人に見られる頻度の高い部位の脱毛のほうを重視するという傾向にあるのかもしれない。
処理方法も、日本ではレーザーやフラッシュが一般的だが、これらは肌の色素の濃い黒人や、逆に色素の薄い白人にとってはダメージが大きすぎるため、海外ではむしろワックス脱毛が一般的のようである。
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